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2023.04.25【包装紙の豆知識④】ポリクロス紙のつくり方

いつも包装紙ドットコムをご利用いただきありがとうございます。

プライベートではイヤイヤ期真っ盛りの2歳男児と日々格闘中・スタッフの西下です💪


もうすぐゴールデンウィークに突入しますが、皆様はどのように過ごされますか?

私は部屋の掃除と衣替え、息子のたたかいごっこの怪人役などをして過ごす予定です✨


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さて、今回のブログ記事では「ポリクロス紙」のつくり方をご紹介します。

前回のブログでは「ポリラミ紙」のつくり方をご紹介しましたが、

今回紹介する「ポリクロス紙」は、樹脂と一緒にクロスも貼り合わせるので、

さらに強度のある紙となっています。


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1.給紙機械に原紙とクロスをそれぞれセットします。



↑茶色いロールが原紙



↑上の白いロールがクロスです。


2.原紙を複数のロールで引っ張ります。

  このように編み込み状に原紙を引っ張ることで紙がピンと張って、

  次の工程で樹脂が原紙にのりやすくなります。



3.ゴムロール(クリーム色)で引っ張ってきた原紙と冷却ロール(銀色)にのったクロスを、

  高温で溶かした液体状の樹脂でくっつけて、原紙とクロスを貼り合わせていきます。



  ※写真では見えにくいですが、ゴムロールと冷却ロールのちょうど合わさるところに樹脂を注いでいます。


4.こちらの写真の下のロールが、原紙とクロスを貼り合わせたものになります。



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このようにして「ポリクロス紙」をつくっています。


「ポリクロス紙」は非常に強度があって破れにくく、💧防湿・防水性能💧にも優れているので、

水に濡らさずしっかり包装したい寝具やカーペットなどの梱包に最適です。


これから来たる夏に向けて、お部屋の模様替えや衣替えをされる方も多いと思いますので、

お布団や絨毯、クッション、衣類などを発送する際に役立ててみてはいかがでしょうか?



というわけで、最後までお読みいただきありがとうございました。

次回のブログもお楽しみに♪


今回紹介した「ポリクロス紙」はこちら


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